「まんまる高知」の名前の由来と、ステートメント

まんまる高知の坂上です!
本日は、まんまる高知の名前の由来を紹介します。目指していること、ビジョン、ミッションと活動内容は別の記事にまとめています。
併せて読んでいただいて、まんまる高知のことを知っていただけたら嬉しいです!

最初に、発足前夜に語り合った内容を「ステートメント」としてまとめたものを紹介します。

目次

  1. まんまる高知のステートメント
  2. 名前の由来 – 「まんまる」に込めた意味
  3. シンボルマークに込めた意味
  4. まんまる高知を、よろしくお願いします!

まんまる高知のステートメント


世界はいま、
かつてないほど大きく変化している。
しかも、かつてないほどのスピードで。

僕たちの暮らす高知はどうだろう。

海・山・川に囲まれた風土。豊かな自然。
それは、自然災害のリスクも抱えている。

都会の喧騒から離れた、穏やかな暮らし。
だけど、変化への適応はできているだろうか。

子どもたちが、のびのびと成長できる環境。
彼らの子どもたちにとっても、そうだろうか。

少子高齢化、経済格差、情報不足、人材枯渇、自然災害。
課題先進県と呼ばれる高知に、
いま必要なのは何か。

それは、過去の経済成長時代に作られた
ピラミッド型の組織ではない。

僕たちが描くのは、
一人ひとりが社会課題を
自分の生き方に照らして考え、
ジブンゴトとして向き合い、
横につながって解決していく
新しいカタチの共創チーム。

こころを解放しよう。
思いをつなごう。
輪をつくり、ひろげよう。

そうやって大きな円となり、
強くてあたたかい高知をつくる。

まんまる高知

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◎ ◎ ◎

2019年 11月のある夜、高知のミレニアル世代が居酒屋に集まりました。
「若手が集まる異業種交流会があるみたいよ」「ふだん接点の少ない、面白い同世代が集まるよ」という声がけで十数人が集合しました。
初対面同士の自己紹介から会話が始まったのですが、程なく自分たちが暮らす高知の課題や仕事の話が中心に。初めて会話を交わす相手から、共通の価値観を感じて盛り上がり、二次会でもオープンテラス席で議論が続きました。

このステートメントは、そのときに集まった参加者が各々に語っていた想いを、ひとつのメッセージとしてまとめたものです。
この夜、感じた若い世代の熱量と可能性を、次のステップへと進めたい。一瞬の花火で終わらせたくない。
同じ感覚を共有できた僕たちは、それから不定期に集まるようになり、チームの名称、目指したいビジョン、チームの在り方や運営のかたちについて意見を交わしていきました。

そして継続的に「議論し、行動を起こし、輪を広げる」場をつくっていくため、実際にアクションを起こし始めていた 2 人の女性を代表として運営を行うことが、自然な流れで決まったのでした。

◎ ◎ ◎

名前の由来 – 「まんまる」に込めた意味

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「まんまる高知」の名称には、複数の意味が込められています。

1. 組織の枠を超えて、横でつながって輪をつくる

所属組織や仕事上の立場などに関わらず、広く意見と仲間を募集して、輪を広げるように活動を大きくしていきたい。コミュニティとアクションが広がっていくイメージを「まんまる」と捉えました。

2. ピラミッド型(△)ではなく、コミュニティ型(◯)チームで活動する

ピラミッド型の組織では、若手はどちらかといえば「部下」の立場で仕事をすることが多いと思います。まんまる高知では、その若手が中心となり、年齢や経験の多い少ないに関係なく、熱を持って手をあげる人がプロジェクトを引っ張る。ピラミッド型の組織運営を「△=サンカク」と見立てて、目指したいコミュティ型のチーム運営を「◯=まんまる」で表しました

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3. 強くて優しい=まるい「令和維新」を起こしたい

高知は、明治維新の立役者である坂本龍馬を生んだ土地です。いまの日本は、維新なくして今のかたちには成り得なかったでしょう。
しかし当時の維新は、武力を用いるものでした。多くの人が傷つき命を落としたことを思うと胸が痛みます。
では、令和の時代はどうか。
必要なのは、武力ではなく「知恵と行動」だと考えています。当時の維新志士と同等の「志と熱量」をもち「知恵と行動」で、現実を変えていけたらと考えています。

4. おまけ

令和元年にスタートしたコミュニティとして「令和=◯◯=まんまる」とかけています。
「れい」=「◯」
「わ」=「◯」
⇒「◯◯」=「まんまる」

シンボルマークに込めた意味

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シンボルマークは、「まんまる高知」のネーミングの意図を表現するために、円形を基本としています。

また、もうひとつのモチーフとして太陽が登る様子を採用。課題を解決し、新しい未来を切り拓いていく意思を、暗い夜が明け、太陽が登るシーンに重ねました。

太陽のようにも見えるし、輪にも見える。

この 2 つを同居させるために、複数の案を検討。円の大きさや線の太さ、間隔のあけ方などを調整しながら、現在のかたちに決定しました。

また、使用している 4 色のカラーは「高知で暮らし」に、切っては切り離せない環境をイメージしています。

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“青” 四万十川や仁淀ブルーに代表される清流と、カツオのタタキに代表される海産物の宝庫である黒潮の海

“緑” 森林率が全国一高い高知県。北は四国山脈、南は太平洋に挟まれた土地に生活圏があり、緑に囲まれて暮らす環境です

“黄” 空港を降りた瞬間に、”南国土佐” を実感する陽の光の強さと、日照量と降水量が多い山間部で収穫される文旦や小夏などの柑橘類の色

“橙” いごっそう、はちきんとも呼ばれる土佐人。ノリがよく人懐っこくて、お祭りとお酒が大好き(な人が多い!?)な高知県民の気質を表しています

まんまる高知を、よろしくお願いします!

以上、まんまる高知の名称やシンボルマークの由来を紹介でした!
興味を持っていただけた方は、この note や、Facebook、Twitter をフォローしていただけると嬉しいです。

ミッション、ビジョン、活動方針について説明している以下の記事も、よかったらご一読ください。

まんまる高知って、どんなチーム?何をしようとしてるの?